感染の窓

特に奥歯の生え出す19ヶ月から31ヶ月(約1才半から3才頃)までは「感染の窓」と呼ばれこの時期に感染することがもっとも多いと言われています。

それ以降になると口の中の細菌のバランスが決まってくるので感染の可能性は低くなってきますが、この時期に感染するとミュータンス菌は優勢になり、生涯むし歯とお付き合いすることになるわけです。

母子感染2.jpg

 

またこの時期に母親に対してプラークコントロール(歯磨き指導や食生活についてなどのプラーク=歯垢を減らすための指導)やキシリトールを摂取をさせた結果、そのこどもへの感染は半減し、それ以降も少ないまま保たれたという報告もあります。

 

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このグラフは非常に高いミュータンス菌レベルの妊婦を対象に、フッ素入りバニッシュを出産後6、12、24ヶ月後に使用したもの、クロルヘキシジン入りバニッシュを出産後6、12、24ヶ月後に使用したもの、出産後3〜24ヶ月後までキシリトール入りチューインガムを使用としたもの。にわけて調査したものである。
予防の措置は母親のみで子供には何も行わない。
2年後から3年後までは予防の措置は何も行わない。
母子感染に重要な3ヶ月から2歳になるまでの間、母親がキシリトールガムをかむとミュータンス菌の感染を予防する効果が得られました。




この他にも妊婦対象の母親教室において噛み与えをさせない指導を徹底させた結果、2才半までにむし歯を全く作らなかったという報告もあり、この時期の家族のむし歯のリスクを把握し対策を立てることが非常に重要であることがわかります。

一見大変なようですが、逆の見方をすればこの時期さえ注意して頂ければむし歯の感染リスクを減らすことが出来るのでこの1年は気合いを入れてケアしたいものです。

かわいい赤ちゃんをむし歯にさせないためにも・・・・・・・。

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